しいたけ(椎茸)の保存方法

しいたけの保存方法としては、新聞紙やキッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存!

しいたけ(椎茸)の保存方法のポイントその他

しいたけ(椎茸)は、湿気に弱く鮮度が損なわれると、風味のポイントとなる香りの良さがなくなります。

しいたけの家庭での保存方法としては、しいたけを新聞紙またはキッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いです。

また、しいたけは傘の部分をひっくり返した状態(石づきが上を向く形)で保存しておくと、そうでない場合と比べてより長持ちしますので、「傘の部分をひっくり返した形で置いておく」のが、鮮度を保つポイントです。

しいたけは、湿気があると傷みやすく、直接ラップやポリ袋に入れた状態だと蒸れてしまい、水分が付着したところから傷んできてしまいます。

しいたけを冷凍保存する場合には、そのままラップに包むか、冷凍用の密閉袋やタッパーなどの密閉容器に入れてから、冷凍しておけば大丈夫で、調理する際には自然解凍で利用できます。

しいたけ(椎茸)

生シイタケより干し椎茸のほうが旨味も栄養価も断然高い

しいたけ(椎茸)といっても、「生シイタケ」と椎茸を乾燥させた「干し椎茸」があるのですが、含まれている栄養素の含有量から比較すると、栄養価としては断然「干し椎茸」のほうが高いです。

生しいたけは、タンパク質や食物繊維をはじめ、ビタミンB1、B2・ビタミンDや、ナトリウム・カリウムなどのミネラルをバランス良く含んでいる食品ですが、

生しいたけの成分としては水分が約9割を占めており、それが乾燥された「干し椎茸」となると、含まれる殆どの栄養価と旨味が残り、栄養価が高まるのです。

特にビタミンDは豊富に含まれており、体内でカルシウムとリンの吸収を促進し、血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨や歯を形成・維持することに役立ちます。

また、シイタケは旨味成分であるグルタミン酸などのアミノ酸が豊富なので、料理の風味付けにはもってこいの食材であり、とても低カロリーであることから、味覚に敏感な方のダイエット・レシピにも積極的に取り入れたいヘルシー食品と言えます。

健康生活

ポリフェノールが活性酸素を退治
さまざまな植物に一般的に含まれている成分であるポリフェノールが、何かと私たちの身体に悪影響を及ぼす「活性酸素」の増加を防いで、細胞などを傷つけるのを阻止するように働きかけてくれます。
具体的なポリフェノールの種類を述べますと、
緑茶などお茶類に多く含まれる渋み成分とされる「カテキン」、ブルーベリー、ナス、紫イモなどに含まれている紫色の色素のことである「アントシアニン」や、タマネギに多く含まれているとされる黄色い色素成分の「ケルセチン」、はたまた、大豆に含まれる「イソフラボン」、コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」などがあります。


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