にんじん(人参)の保存方法

にんじんを保存する場合には、蒸れて水滴が付かないよう新聞紙などで包んでから冷蔵庫で保存するのが良い!

にんじん(人参)の保存方法のポイントその他

にんじんは温度の高い場所や湿気が多いところに弱いので、保存する場合には、蒸れて水滴が付かないように水分を吸収しやすい新聞紙などで包んでから、冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いです。

にんじんは表面に水滴が付くと、その部分から傷み出してしまうので、水分を吸い取ってくれる新聞紙などで包んでおくのが、長持ちさせるポイントです。

泥付きで売られているニンジンや冬場など気温の低い場合であれば、冷蔵庫でなくても風通しの良い冷暗所で保存できるそうです。ただし、水滴が付かないように新聞紙に包んで保存しておくのは一緒です。

また、にんじんを冷凍保存しておく場合には、しっかりと茹で上げてから表面の水気を拭き取り、冷凍するのが良いそうです。

冷凍したニンジンを料理に利用する際には、もう一度茹でて解凍するのが良く、小さくカットしてあるモノであれば、凍ったまま調理しても問題ありません。

にんじん(人参)

にんじんは大切な栄養素であるカロチンが豊富に含まれている緑黄色野菜

にんじんを選ぶ際には、「色が濃くあざやかで、ひげ根が少ないもの」を選ぶと新鮮で良いです。

また、色の赤みが強いニンジンほど含まれているカロチンの量が多く、栄養面を考えてもオススメです。

にんじんは、大切な栄養素であるカロチンが豊富に含まれていることで有名な緑黄色野菜で、カロチンは体内でビタミンAに変化して、身体にとってさまざまな働きをしてくれます。

ビタミンAは、皮膚や粘膜、髪、目の働きを正常に保つ作用などがあるとされており、不足すると粘膜が乾燥して傷つきやすくなり、細菌などに対しての抵抗力も低下し、健康に関して悪影響が出てきます。

ビタミンA不足の具体的な症状としては、肌のカサつき・目が乾きやすくなる・視力の低下などの他、下痢をしたり、風邪をひきやすくなるなどが挙げられます。

健康生活

トランス脂肪
トランス脂肪(トランスファット)とは、植物性油(や魚油)を部分水素化という化学反応をさせてマーガリン、ショートニングなどを製造する過程で生じる、
”狂った脂肪酸”(異常で不健全な結合)、いわば「奇形油脂」のことであり、トランス脂肪を過剰に摂取すると、
血液中の悪玉コレステロールの増加と善玉コレステロールの減少を促進し、心臓病のリスクが高まるなどといわれています。
アメリカでは、米国医学学会の発表を受けて、全ての加工食品にトランスファット含有量の表示義務規制が2006年1月1日から実施されています。


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