たまねぎ（玉葱）の保存方法と栄養成分その他

たまねぎの保存方法としては、一般的な黄タマネギでカットしていない丸ごとのモノであれば、風通しがよく涼しい冷暗所でネットなどに入れて吊るしておくか、通気性のよいカゴなどに保存しておくのが良いです。

たまねぎは湿気の多い場所で保存しておくと根が出てきて、風味も落ちて傷みやすいので、何より通気性がよく蒸れたりしない状態で保存するのが一番のポイントとなるようです。

料理の際に余ったり、カットされたタマネギは、切り口が乾かないようにキッチリとラップに包んで密封してから、切り口を上にして冷蔵庫の野菜室などで保存しておきましょう。

また、新タマネギや赤タマネギ（レッドオニオン）の場合は、

水分が多いので傷みやすく、鮮度や風味が落ちやすいので、冷蔵庫の野菜室で保存し数日中に食べきるのが良いとされているようです。

たまねぎは、カレー・チャーハン・煮物・サラダなど、いろんな料理の食材として使われる使い勝手の良い野菜のひとつです。

また、たまねぎに含まれる「硫化アリル」という辛みと刺激を出す成分に、「ドロドロ血液をサラサラにしてくれる」といった作用があるとされ、動脈硬化の原因となる血栓を予防する効果などが期待できるとして、健康面でも身体に良い野菜のひとつとして認識されています。

たまねぎには他にも、ビタミンB１の吸収を促進する働きがあるといわれおり、

豚肉などビタミンB１を多く含む食品と一緒に食べると、疲労回復・食欲増進・精神安定の向上などの効能が期待できるらしく、健康において効果的です。

ちなみに、煮込みや炒め物などにタマネギを使う場合、生から調理しだすより、先に電子レンジで火を通しておくと、タマネギの持つ旨味や甘味を効率よく引き出すことができるそうです。