大葉(シソの葉)の保存方法

大葉の保存方法としては、水で濡らしたキッチンペーパーなどに包んでから密閉容器やポリ袋に入れ冷蔵庫保存!

大葉(シソの葉)の保存方法のポイントその他

大葉(シソの葉)を家庭で保存する場合には、水で濡らしたキッチンペーパーやペーパータオルなどに包んでから、タッパーなどの密閉容器やポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いです。

その際、大葉(シソの葉)に直接冷気(空気)が当たらないように密閉しておくことと、水分を十分に保つことが鮮度を落とさないためのポイントになります。

また、あまり多くの枚数を1包みにするより、小分けにして包んでおく方が、より水分を保たせられます。

別の方法として、水分を含ませたキッチンペーパーなどを使わずに、瓶などの容器の底に少し水を入れ、軸(茎の部分)を水に浸けて保存することもできるそうです。

大葉は乾燥したりして鮮度が落ちると、香りが少なくなったり、葉の一部が黒ずんだりして、大葉特有の風味が損なわれてきますので、買ってきたら出来るかぎり早めに使い切るようにした方が良いです。

大葉(シソの葉)

大葉(シソ)の香り成分「ペリルアルデヒド」には強い殺菌作用や防腐作用がある

大葉(シソ)には栄養成分として、体内でビタミンAに変化する「βカロテン」・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・鉄分などを含んでいます。

また、大葉(シソ)の香り成分である「ペリルアルデヒド」には強い殺菌作用や防腐作用があり、食中毒の予防に役立つ他、食欲の増進・消化の促進・健胃作用・整腸作用などがあります。

刺身の添え物としてや生ものの薬味として、大葉(シソ)がよく使われるのは、このような効能があるからです。

ペリルアルデヒドの効果を高めるためには、大葉(シソ)を料理に使う場合、できるだけ細かく切るほうが効能が引き出されるそうです。

最近では、赤ジソに多く含まれている「ロズマリン酸」というポリフェノールの一種が、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の改善に効果が期待できるとして注目されています。

健康生活

ファイトケミカルス
一般的にビタミン、ミネラルなどの栄養素は、 それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを借りることができてこそ機能し始めるとされており、こういう働きを相互作用といいます。
天然成分には、合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているのですが、このような植物に含まれる栄養価をもった微量栄養素のことを、
「植物化学栄養素(ファイトケミカルス)」といいます。
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、この微量栄養素(ファイトケミカルス)の相乗効果により体内で、より吸収率を高めてくれるのです。


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