ネギ(葱)の保存方法

白ネギや長ネギの保存方法としては、全体を新聞紙に包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存!

ネギ(葱)の保存方法のポイントその他

白ネギや長ネギの家庭での保存方法としては、全体を新聞紙に包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しておくのが良く、「立てて保存する」のがポイントとなり、より長持ちします。

スーパーなどで売られているネギは泥を洗ったモノが多いと思いますが、土や泥がついたままのネギの方が長持ちしますので、

泥付きのネギを買った場合には、洗わず泥が付いたままの状態で、冷暗所(日陰で風とおしの良いところ)に立てて保存しておけば、かなりの日数のあいだ鮮度が保てるそうです。

また、万能ネギなどを含め、料理の時にすぐ利用しやすいように、「小口切り」や「刻みネギ」として保存しておく場合には、

タッパーなどの容器の底にキッチンペーパーやペーパータオルを敷いてから、刻んだネギを入れて冷蔵庫で保存すると傷まずに長持ちしますし、冷凍保存すれば更に長期間保存できます。

ネギ(葱)

ネギに含まれている栄養成分の含有量は「葉ネギ」と「根深ネギ」で異なる

日本で栽培されているネギには、一般的に長ねぎや白ねぎと呼ばれる「根深ネギ」と、青ねぎと呼ばれ緑の葉身の部分が長い「葉ネギ」とがあります。

ネギに含まれている栄養成分の高さで比較してみると、

葉ネギの方が根深ネギよりもミネラル、カロチン、ビタミンCやB群などの栄養素が多く含まれており、食用部分で考えると栄養価的には葉ネギの方が優れているといわれているようです。

ネギに含まれる「アリシン」という成分には殺菌・ 抗菌作用がある他、ビタミンB1と結合すると「アリチアミン」が生成され、疲労回復効果や風邪・インフルエンザの予防効果が期待できます。

アリチアミンはビタミンB1と同じような働きをするのですが、体内での吸収率が高く、しかも長時間とどまることから強力な効果を発揮するそうです。

ちなみに、アリシンはニンニク・ネギ・ニラなどが持つの特有の臭い成分です。

健康生活

ポリフェノールが活性酸素を退治
さまざまな植物に一般的に含まれている成分であるポリフェノールが、何かと私たちの身体に悪影響を及ぼす「活性酸素」の増加を防いで、細胞などを傷つけるのを阻止するように働きかけてくれます。
具体的なポリフェノールの種類を述べますと、
緑茶などお茶類に多く含まれる渋み成分とされる「カテキン」、ブルーベリー、ナス、紫イモなどに含まれている紫色の色素のことである「アントシアニン」や、タマネギに多く含まれているとされる黄色い色素成分の「ケルセチン」、はたまた、大豆に含まれる「イソフラボン」、コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」などがあります。


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