ごぼう(牛蒡)の保存方法

ごぼうの保存方法としては、洗わずに泥つきのまま新聞紙に包み、通気性の良い冷暗所で保存しておく!

ごぼう(牛蒡)の保存方法のポイントと選ぶ時の見分け方

ごぼう(牛蒡)は乾燥すると硬くなり、風味が落ちてしまいますので、泥つきの方が風味や鮮度が落ちにくく、洗ってあるゴボウよりも長く保存できます。

家庭での保存方法として泥つきのゴボウの場合は、洗わずにそのまま新聞紙に包んでから、風通しの良い涼しい冷暗所で保存しておくと良いです。

洗ってある「洗いごぼう」や、春先から初夏に出回る柔らかい「新ごぼう」は、泥つきのモノより断然鮮度が落ちやすいので、湿度を逃さないようラップに包んでからか、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、乾燥しない数日の間に食べるきるようにしましょう。

ごぼうを選ぶ時の見分け方として、

「太すぎたり、ヒビ割れたもの、葉の付け根が黒ずんでいる」ごぼうは避け、「まっすぐ伸びて、ひげ根が少なく、肌のきれいなもの」が良いそうです。

ごぼう(牛蒡)

ごぼうの栄養素や旨味成分は皮や、皮に近い部分ほど多く含まれている

ごぼうを使った料理というと、何と言っても「きんぴらごぼう」が有名で、定番の総菜のひとつであります。

ごぼうには食物繊維が多く含まれている他、カルシウム、カリウム、アミノ酸などの栄養素も多く含んでいます。

それらの豊富な栄養成分というのは、ごぼうの皮や、皮に近い部分ほど多く含まれているので、栄養面のことを考えると調理する際に、皮をむいたり、アク抜きのために水や酢水に長時間浸すことで、せっかくの栄養成分が失われてしまいます。

また、ごぼうの香りや、うま味の元となる旨味成分も皮や、皮に近い部分ほど多く含まれているので、美味しさの面でもアク抜きはさほどしない方が良さそうです。

泥つきのごぼうなら、泥をきちんと洗い流して、皮はむかずにタワシなどで洗う程度にして調理に使う方が風味や栄養面から考えてオススメです。

健康生活

ファイトケミカルス
一般的にビタミン、ミネラルなどの栄養素は、 それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを借りることができてこそ機能し始めるとされており、こういう働きを相互作用といいます。
天然成分には、合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているのですが、このような植物に含まれる栄養価をもった微量栄養素のことを、
「植物化学栄養素(ファイトケミカルス)」といいます。
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、この微量栄養素(ファイトケミカルス)の相乗効果により体内で、より吸収率を高めてくれるのです。


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