野菜の保存方法@食の知恵袋について

野菜の新鮮さを保つための保存方法や冷凍保存法の他、野菜に含まれる栄養素・含有成分などについての情報


野菜の保存方法として野菜の持つ特徴や性質を把握しておくのがポイント

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野菜の保存方法として、「野菜の鮮度を出来るだけ保って保存する」には、それぞれの野菜の持つ特徴や性質を把握しておくのがポイントで、根菜類や葉菜類など種類別の特性を覚えておくだけでも何かとヒントになります。

野菜全般に言えるのは、温度や湿度などに影響されやすいということで、各々の野菜にあった適温や湿度で保存してあげると比較的長持ちします。

また、水分が蒸発することにより鮮度が落ちる野菜が多いので、基本的には乾燥させないということと、それぞれの種類の野菜が栽培された環境や育てられた状態と近い状態で保存することが好ましいです。

野菜の保存方法の基本としては栽培された環境や育った状態に適した保存を

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野菜が栽培された環境や育った状態に合わせた保存として、具体的には・・・

・畑で栽培され、土の中で育った種類の野菜であれば、洗い落とさずに土や泥が付いたままの状態で保存しておく

・上に向かって成長し、立って生えている種類の野菜であれば、保存する場合も横に寝かさず立てた状態で保存しておく

・暑い地域で栽培され育った野菜であれば、極端な低温で冷やし過ぎない

などが挙げられ、野菜の保存方法として鮮度を保ち、なるべく傷みにくくするための基本的な特徴パターンです。


野菜を長期保存するには新鮮なあいだに冷凍しておく「冷凍保存」がオススメ

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一人暮らしの場合や少人数の家庭では、料理などで野菜を使い切れずに残ってしまい、冷蔵庫に入れて保存しておいても傷みだし、最終的に腐って捨ててしまうということも多いと思われます。

そんな場合には、野菜の新鮮なあいだに冷蔵庫で冷凍しておく「冷凍保存」がオススメで、冷凍保存のメリットとしては、野菜を長期保存できますし、冷凍する前に素材に合わせてちょっとばかりの一工夫をしておけば、料理で使う際にも手間が掛からず便利に利用することが出来ます。

また最近は、冷凍可能なフリージング・パックやタッパーなどの密閉容器もお手頃な価格で販売されており、冷凍する時や解凍して調理する際にもひじょうに便利です。

冷凍保存する前に野菜の特性・素材に合わせて下処理調理をしておくと良い

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生の野菜のままで冷凍しても問題なく、風味が極端に悪くならない性質の野菜もありますが、基本的に水分を多く含む野菜は、そのまま(生野菜のまま)冷凍すると、解凍した時に水分が流れ出てしまい味や食感が変わってしまう場合があります。

しかしながら、生のままでは冷凍保存に向いていない種類の野菜であっても、

「サッと茹でてから冷凍する」「煮てから冷凍する」「炒めてから冷凍する」「切ったり、刻んでから冷凍する」「すりおろしたり、すりつぶしてから冷凍する」など、

冷凍保存する前に野菜の特性・素材に合わせて下処理や、いったん最低限の下ごしらえ的な調理をしておけば、さほど風味や栄養成分を損なうことなく上手に冷凍保存することが可能です。


隠れ糖尿病
糖尿病といいますと日本では、糖尿病予備軍も含めて多くの人が患っている病気ですが、通常の健康診断では見抜くことができないと言われている新しいタイプの糖尿病である「隠れ糖尿病」というのが話題になっているそうです。
隠れ糖尿病の特徴は、空腹時の血糖値は正常なのに、食後に特殊な検査をすると血糖値が糖尿病患者なみの数値まで跳ね上がるとのことです。
日本人の場合、空腹時の血糖値が正常な人のおよそ3割がこの体質を持つという研究まであるらしく、空腹時の血糖値だけではなく、食後の血糖値の急上昇にも注意が必要だと言われ始めています。


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